考え方の記録帖
なるべく、正直で誠実な人でありたいと思って生きてきたつもりだ。 それだけに、一見人の幸せを願っているようで実はそうではないものを見ると、怒りのような哀しみのような虚しさのような、もしくはそれらをごった煮したようなものが胸に引っかかる。 食べ…
つくったブックカバーをもって、得意げに妻に見せる。 「これ、いいね!色がきれいだね!」 小学校の頃から、”家の外では”私は感情的にフラットで落ち着いたほうだった。家では生来の頑固さや感情の噴火で困らせたこともあったようだが。 そんな私も、自分自…
これからは個人の時代だ、と言われているのを聞く。 それを聞く度に「ずっと個人の時代なんだよ」と思う。ひとは集団生活はするし、私たちの成人は20歳だけど、どの時代も最小単位は個人なのだと言いたい。 それとはまた別に知っておきたいのが、どの時代も…
千里の道も一歩から。 ことわざに過ぎないと言えばそうなのだけど。”千里”の意味合いがなかなかに曲者だから、付き合い方を考えなきゃいけないと思うことがあります。 人はもともと、自分の価値観の尺度を持っているはず。けど生まれ落ちた次の瞬間から、そ…
「同じことをグルグル考えてしまって、悩みから脱出できない」 そんなことはないでしょうか? 人は、大なり小なり、悩みを持ち続けています。 「なんで○○さんのようにアイデアがバンバン出ないんだろう…」 「毎日続けようと思ったブログやランニング、何も続…
ちょっとごきげんな文庫サイズのブックカバー、できました。 作品名『パラダイス』 水色とカナリアのようなイエローのコンビネーション。 イエローは、B'zの松本さんのキャナリーイエローのレスポールにも似た発色の良さ(わかるかな…)。 ↑こんな感じ 読む…
ちょっとごきげんなブックカバー完成!と言いたいところだけど、まだコバ磨きが残っているので、写真はまた今度。 そういえば、気づいたことがあります。 縫っているときに、初めは、ちゃんと縫い目が綺麗に揃ってるかな、とか、この革は柔らかいからギュッ…
いま、とあるオンラインコミュニティに入っています。 他の方が運営するこのようなコミュニティに入るのは初めてなのですが、これがいい。まだ一ヶ月程度だけど、そう思えるし、今後もそう思うだろうと予感がする。 この良さをどう伝えたらいいものか。 とい…
ブックカバーの制作を進めています。 革を手縫いするためには、事前に穴を開ける必要があります。この写真にある革の右端が縫い穴を開けた状態。普通は左二つの菱目打ちという道具とトンカチを使いますが、音と振動が気になるので、今は菱錐(菱ぎり)で一目…
「今の生活に、余白はありますか?」 こう聞かれたら、なんと答えますか。 「いやー、余白だらけで困ってます!」という人は、なかなかいないのではないでしょうか。 余白というのは、時間の余白、TODOの余白、仕事のキャパとしての余白、気持ちの余白。そん…
「修理してでも使い続けたいものは、なんですか?」 こう聞かれて、すぐに浮かんだものはあるだろうか。 今日、あるライフスタイルショップを運営されている方に久しぶりにお会いした。 そのときの話題の一つが、まさにそんな話。 アート作品が日用品になる…
「宇宙は無限に大きくて、それに比べたらヒトはちっぽけな存在だよ」 とは、よく聞く話だ。 これは、本当でもあり、ウソでもある。 果てしなく大きな宇宙から見ると、ヒトは確かに小さな存在だろう。 では、自分の体内の細胞から見たらどうか? 細胞から見た…
絵描きの326(ミツル)さんのつぶやき。 そうだよなーと頷くことがありました。
手縫いは時間がかかる。ということは頭ではわかっていても、どうも手縫いを好きな気持ちが止められない。革の制作について本も出している方に、聞いてみたことがある。「ほとんどの方が、ミシン縫いなんですかね」と聞くと、「手縫いはすごく時間がかかるの…