目の前にある悩みを次のフェーズに進めよう。−次の悩みのビッグウェーブがくる前に−
「同じことをグルグル考えてしまって、悩みから脱出できない」
そんなことはないでしょうか?
人は、大なり小なり、悩みを持ち続けています。
「なんで○○さんのようにアイデアがバンバン出ないんだろう…」
「毎日続けようと思ったブログやランニング、何も続かないのはなぜ…」
「ステップアップのために転職考えてるけど、忙しくてそれどころじゃない…」
「本当は絵を描いて生きていきたい。けどいきなりはお金が不安…」
のように。
次の悩みのビッグウェーブがやってくる前に、今の悩みを捌いていく
悩みって、波のように、次から次へと打ち付けてきませんか?しかも、数カ月に一回や何年かに一回、「おいおい、これ乗り切れないぞ」というようなビッグウェーブがやってくる。
そんな、簡単に脱出できないような悩みのビッグウェーブを抱え続けていると、またいつしか、次のビッグウェーブを迎え入れてしまうことがあります。すると、この脱出できないループを止めることが、一層簡単ではなくなってきます。経験上。それは、大きな悩みほど、複数を同時に解決に導くのが難しいからです。精神的にも、ちょっとしんどいですよね。
なので、できるだけ、”次の悩みのビッグウェーブががくる前”に、目の前にある大きな悩みを捌いちゃいたい。
実は私自身、つい最近それを実感することがありました。自分が心からやりたいと考えていることが果たして実現できるのだろうか?というビッグウェーブが打ち付けていたのです。
先ほど、”次のビッグウェーブがくる前に、目の前にある大きな悩みを捌いていく”と書きました。
これは言い換えると、目の前にある悩みを、次のステップへ進めていく、ということ。つまり、グルグルと同じところを回るループから抜け出せばいい。
頭で考えてるだけでは、抜け出すのがとても難しい。必要なのは結局、行動だということに気づきました。ということを、実例をまじえて書いて行きます。
頭だけで考えているときに起きること
そもそも圧倒的な自信と圧倒的な自己肯定感があれば、悩みのビッグウェーブなんて来ません(実際私も、自信があった無双状態の時には、悩みを悩みとすら思っていませんでした)。現在の選択によって起こりうる未来の結果を信じ切ることができないから、悩み続けるのだと思います。
そんな時、頭で考えているだけの場合は、きっとこうなります。
- 頭に浮かんだポジティブなこと→これを信じられないから、行動できない
- 頭に浮かんだネガティブなこと→考えるだけで自信がなくなるから、行動できない
つまり、何も起きない。
だからこそ、グルグルとループに入り、また悩み続けます。
今回の、私の悩みのビッグウェーブも、はじめはそうでした。自分はこの創作の仕事をカタチにし続けることができるだろうか?→できるはずだ→できなかったら?→どうなるかわからない→不安→進めない?→自分の意思を貫けば進めるはず→ほんとに?…というように。
みてください。このときの私には、何も、起きてないんです(あとで考えると何してんだろう(笑)と思うのですが、その時はいたって真剣なわけですね)。
行動したときに起きること
次に、まずは頭で考えて、先ほどのループに入る”前に”行動した場合。
自分の中でなんらかの反応が起こります。他の人の目に触れる行動の場合は、その行動に触れた人から、なんらかの反応が起こります。
そして、
- ポジティブな反応の場合→自信になり、次の行動につながる
- ネガティブな反応の場合→「次はこうすればいいか」と改善のアイデアに結びつき、次の行動につながる
先ほどとの違い、見比べてみてください。
いずれの反応も、次の行動につながるんです!(当たり前のように思えるけど大事)
つまり、悩みを、次のフェーズに持っていけるということ。
私のこのときの悩みでいうと、
- オンラインコミュニティという安全な場で、自分の価値観の宣言をする
- 革の試作品を使ってくれる方を募集する
- ブログを更新し続ける
こういう行動をしてみました。
もちろん、そこには自分と他の方の反応が起こります。すると、「自分が心からやりたいと考えていることが果たして実現できるのだろうか?」という悩みは、気づけば「価値観に共感してくれる方がいる。では、どうやって伝えていけばいいだろうか?」と、悩みのフェーズが変わったのです。
最後に:悩みを次のフェーズに進めるために、1mmの行動を。
悩みのフェーズが変わると、見える景色も変わります。次の行動も見えてきます。
それが正解かどうかは、正直わかりません。自分にもわからない。だからこそ怖い。けど、同じ悩みで留まり続けることのほうが、もっと怖い。そう思いませんか。
1mmでもいい。悩みを次のフェーズに進めるために、1mmの行動をしてみましょう。
私にとっては、この記事も、1mmの行動です。
一緒に、進みましょう。