未完成の練習帖

縫うと、いつしか無心になり、思考が展開していく。

f:id:ryusukem:20190529193225j:plain

 

ちょっとごきげんなブックカバー完成!と言いたいところだけど、まだコバ磨きが残っているので、写真はまた今度。

 

そういえば、気づいたことがあります。

縫っているときに、初めは、ちゃんと縫い目が綺麗に揃ってるかな、とか、この革は柔らかいからギュッと縫い締めるのは弱めがいいだろうな、これぐらいかな、とか考えています。

けど、気づくと、何センチも進んでるときがある。一瞬、無心というか。そして、そういうときは決まって、アイデアがどんどん湧いてくる、湧いてくる。今回のブックカバーを縫ってるときもそう。

私の体感として、リズミカルな動きをしているときほど、このような状態になることがよくあります。ランニングもそう。逆に、ただただ瞑想しようとしても、何かやりたい!となってしまって、あまり無心にはなれない笑。

「流れのある湖は透き通っているけど、流れの止まってしまった湖は淀む」という言葉を、聞いたことがあります。

頭だけでウンウンと悩んで立ち止まってばかりいては、思考は発展していかない。動いているからこそ、景色が変わるし、いろんな発見があり、新しいアイデアも浮かぶ。

これからも、悩みあぐね始めたら、とりあえず縫おうと思います笑。