未完成の練習帖

未完成の練習帖

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人は、日々、理想の自分(完成形)が移り変わっていく。

つまり、ずっと未完成ということです。

一方で、少しずつ練習することで、毎日確かに完成に近づいてはいるのです。

練習帖は続きます。僕の、あなたの、人生の最終日まで。

一冊使い切ったら、また次の一冊。そして、また一冊。

いつまでも続きそうな長編小説のように。未完成のまま。

ある日、本棚に目をやると、そこには未完成の超大作が並んでいます。

少し誇らしげになって、穏やかに微笑む。

そんな日が来るのが、楽しみになりませんか。